見逃したドラマ「ミラー・ツインズ」をもう一度ぜんぶ見たい!人のために全話を無料で視聴する方法をまとめました。
ドラマ「ミラー・ツインズ」の見逃し動画・再放送の解説
ドラマタイトル | ミラー・ツインズ |
放送機関 | 2019年4月6日~ |
放送時間 | 土曜 11:40~ |
制作局 | 東海テレビ・フジテレビ |
脚本 | 高橋悠也 |
出演者・キャスト | 藤ヶ谷太輔 倉科カナ 渡辺大 武田梨奈 温水洋一 村上知子 櫻井淳子 中村久美 佐戸井けん太 石黒賢 高橋克典 |
主題歌・エンディング | |
原作 | オリジナルドラマ |
藤ヶ谷太輔さん主演の別々に人生を歩むことになった双子の人生を描く心理ドラマ「ミラー・ツインズ」の見逃し動画・再放送の1話から最終話までを無料で見れる方法を、くわしくお伝えします。
犯罪者になった兄の勇吾と、刑事になった弟の圭吾を藤ヶ谷太輔さんが二役演じることでも話題になっています。
ドラマ「ミラー・ツインズ」の見逃し動画・再放送を無料で見る方法①
ドラマ「ミラー・ツインズ」の見逃し動画・再放送は、放送終了から1週間以内の場合は
Tverで見ることができます!
ドラマ「ミラー・ツインズ」の見逃し動画・再放送を無料で見る方法②
もし、ミラー・ツインズが放送終了から1週間を経過している場合は、
TVerで見ることができません。
その際は、再放送まで待つか、DVD-BOXやブルーレイBOXが発売するまで待つか、
しかできませんでしたが、最近では動画配信サービスによって、見ることができます。
動画配信サービスで「ミラー・ツインズ」の再放送・無料動画をどうやってみるか?
藤ヶ谷太輔さん主演の「ミラー・ツインズ」はフジテレビで放送中です。
TVerで無料放送終了後に、見逃した「ミラー・ツインズ」をもう一度見たい!場合は、フジテレビ系のドラマがもう一度見れるVOD「動画配信サービス」をチェックするとよいでしょう。
ミラー・ツインズの再放送が見れる動画配信サービスはどれ?
それでは、次にドラマ「ミラー・ツインズ」の見逃し動画・再放送を見れるVOD「動画配信サービス」を調べてみました。
- FOD
- dTV
主に、2つのVODで、見逃した「ミラー・ツインズ」が見れるんですね~
それぞれがどういった動画配信サービスなのか?調べてみましたので、ご紹介します。
ミラー・ツインズの再放送をFODで見るには?
FODは、フジテレビ・オンデマンドの略で、
フジテレビが運営する「定額見放題」の動画サービスとなっています。
番組放送直後にも、見逃しはTVerで!1話から見たい人はFODで!と、番組内で紹介されている通り、
フジテレビ公式の配信サービスとして、FODが支持されています。
事業者名 | FOD(フジテレビ・オンデマンド) |
販売事業者 | 株式会社フジテレビジョン |
サービスの特徴 |
|
月額料金 | 880円 |
無料期間 | 初回31日間 |
「FOD」は、なんといっても、月額880円でフジテレビの名作ドラマや見逃し最新作・バラエティをはじめ、22000本以上の動画が見られるのと、
電子書籍がセットになっているのが特徴です。
FODのアプリをインストールすると、動画と電子書籍(マンガ・雑誌)も17万冊以上読み放題になるのです。
初回1ヵ月は無料で見られるので、アプリをインストールして「おもしろくない」「使いにくい」と思えば、無料期間中に、解約すればお金はいっさいかかりません!
しかも、5台までさまざまなデバイス(機器)からログインできるので、880円÷家族・友人の数と考えれば、さらにお買い得度が増します(笑)
mitai
ミラー・ツインズの再放送をdTVで見るには?
次に「ミラー・ツインズ」をdTVで見る方法をご紹介します。
dTVは、ドコモの動画配信サービスなのですが、実はドコモユーザーでなくても、入会することができます。
500円(ワンコイン)で12万本以上の動画を見ることができるのはかなりお得です!
事業者名 | dTV(ディーティービー) |
販売事業者 | 株式会社NTTドコモ |
サービスの特徴 |
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月額料金 | 500円 |
無料期間 | 初回31日間 |
見逃した「ミラー・ツインズ」を見たい!とdTVで検索したときは、まだ早かったのかありませんでした。
FODはフジテレビ系列だったので、すぐに見逃し配信が始まりましたが、dTVは少ししてから見逃し動画・再放送配信がはじまりました。
それでも月額500円で入会できる手軽さからか、会員数が500万人と日本国内で人気ナンバー1です。
dTVではアカウントが1つしか作れませんが、デバイス(機器)は5台登録できるので、家族それぞれが違ったスマホ・タブレットから見ることが可能です。
mitai
藤ヶ谷太輔主演のミラー・ツインズとは?
東海テレビ・フジテレビ系列全国ネット オトナの土ドラ『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ ミラー・ツインズSeason 1』(4月6日スタート 毎週土曜 23時40分~24時35分)の制作発表会見が行われました。
本作は20年前に起きた誘拐事件をきっかけに、別々の人生を歩むことになった双子の人生を描く心理サスペンス。主演は藤ヶ谷太輔さん。第1話の試写を受け、会場の皆さんに「犯罪者になった兄の勇吾と、刑事になった弟の圭吾のどちらがタイプですか?」と質問。すると圧倒的に「勇吾!」との声が。藤ヶ谷さんもこれには「うわ〜、そっかー」と若干ショックを受けた様子。「勇吾のほうが雰囲気あるもんなー。雰囲気のある男が好きなのかな⁉︎ でも話が進めば、圭吾の魅力も伝わるはず」と語りつつ、「明日の撮影は“圭吾デー”なのに、『勇吾は人気なんだよな』って思っちゃうかも(笑)」とのコメントで沸かせました。
制作発表には藤ヶ谷さんの恋人役の倉科カナさん、石黒賢さん、高橋克典さんも登壇しました。本作は謎が謎を呼ぶ重厚なストーリーということで、高橋さんは「話せないことが多く、今日は無口になると思います(笑)」と語っていたものの、現場の楽しいエピソードが披露された和やかな会見となりました。
倉科カナ「藤ヶ谷さんは渋い!」
共演者の皆さんからは、藤ヶ谷さんの印象を語る一幕も。倉科さんは「意外に渋いです」と笑顔で。「好きな料理を聞いたところ、返事がおみそ汁だったんです(笑)。藤ヶ谷さんってキラキラしたアイドルなのに、普段はナチュラルで人対人として接することが出来る方です。」と印象を語ってくれました。
高橋克典「意外と重要な役です」
高橋さんは藤ヶ谷さんが所属する「Kis-My-Ft2」のメンバー・宮田俊哉さんと共演経験があり、コンサートに出かけたこともあるとか。「そのときの藤ヶ谷くんはすごくクールで格好良かったんです。実際は好青年という言葉がピッタリですね」。そう語る高橋さん。今回演じる刑事の皆川について、「俺、意外と重要な役だよね。後半実は…」と言い出し、藤ヶ谷さんから「それ以上、言ったらダメです!」と止められる一幕もありました。
現場の雰囲気を聞かれた藤ヶ谷さんは、「クランクインの日、謎の待機時間があったんです」とコメント。最初に圭吾の部屋で、倉科さんが演じる恋人・里美がカルボナーラパスタを作るシーンを撮影したときのこと。監督からパスタでなくうどんを使いたいとのリクエストがあり、スタッフが冷凍うどんを準備するのに30分かかったとか。「あのとき、ほぼ初対面だったので無言で待っていましたよね」と倉科さん。「この現場、大丈夫だろうかって僕も不安でした(笑)」と藤ヶ谷さんも語ったものの、ざっくばらんなトークからいまではすっかり打ち解けているのが伺えました。
石黒賢「渋い演技も見て」
高橋さんと石黒さんは、何より主演の藤ヶ谷さんの魅力を楽しんでもらいたいと語った上で、自分たちが演じる渋いキャラクターのシリアスなやりとりも見てもらえたら、とコメント。「おじさんたちも結構頑張っています(笑)」と石黒さん。ちなみに高橋さんはデビュー前のほんのわずかな期間、石黒さんの付き人をしていたことがあるとか。キャリアを重ね、こうして共演できることを喜んでいました。
会見には本作の村上正典監督も登壇。藤ヶ谷さんの現場での取り組みを聞かれたところ、「一見、細身に見えますが実は肉体派。懸垂しながらセリフを言う場面があって、演技が大変だろうとスタントマンを用意したんです。ところが藤ヶ谷くんは全部自分でやってくれました」と明かしてくれました。藤ヶ谷さんは自分で出来るところは自分で挑みたいと語った上で「懸垂の場面はずっとフードを被っていたので、僕じゃなくても良かったんですけどね(笑)」との言葉で会場に笑いが起こりました。
最後に本作の見どころを聞かれた藤ヶ谷さん。「重厚なサスペンスで毎回、大どんでん返しで話が終わります。1話より2話、2話より3話、話が進むにつれ気になってしかたないはずです。今回は大人な場面にも挑戦しているので、視聴者の皆さんもドキドキしながらご覧ください」と語り、会見を締めくくりました。
藤ヶ谷太輔「圭吾と勇吾 対面シーンをお楽しみに!さらなる裏切りも!」
ドラマは、20年前に起きた誘拐事件をきっかけに別々の人生を歩むことになった双子の人生を描く心理サスペンスです。第2話では、いよいよ時を越え、葛城圭吾と勇吾(藤ヶ谷太輔/二役)の運命が重なり、動き始めます!
撮影現場を拝見! この日は“勇吾デー” 藤ヶ谷さん自ら監督に相談!
今週は都内の公園で、第6話の収録が行われました。この日は“勇吾デー”。フードをかぶり、少し猫背気味の藤ヶ谷さんを見ているだけで、すっかり役に入り込んでいるのが伝わってきました。
撮影したのは、勇吾が20年前に自分が誘拐された事件に繋がりがあると思われる人物を尾行する、という場面。藤ヶ谷さんにセリフは一切なく、追跡者を険しい表情で見つめたり、手にナイフを持ちながらそっと近づいたりするシーンに臨みました。
ポケットからナイフを取り出し、標的となる人物に近づく場面では、一度リハーサルをしたのち、ただ近づくのでなく、どんなしぐさをどのタイミングですれば、勇吾の感情を表現できるのか、監督と話し始めた藤ヶ谷さん。そこにカメラマンも加わり、歩くスピードなどを細かな部分まで藤ヶ谷さんに伝えます。セリフのない中で、どうしたら緊張感のある場面が作れるのか、キャスト、スタッフみんなが一致団結して臨んでいました。お昼が近づくにつれ、公園には近所の保育園からでしょうか、たくさんの園児たちが散歩にやって来ました。この仕事をしていなかったら幼稚園の先生になりたかった、というくらい大の子ども好きの藤ヶ谷さん、園児たちの姿に目を細めていました。しかし撮影が始まると一転、誘拐されて人生が狂った勇吾の怒りや悲しみを動作のひとつ一つで体現していました。一人二役の上、真逆の性格の双子役に挑んでいる藤ヶ谷さん。その熱演から目が離せません!改めて意気込みなどを聞ききました。
藤ヶ谷太輔 「双子に興味があった時にオファーが!驚きでした」
この作品のオファーが来たときの感想は?
ずっと悪役に挑戦したかったので、「ついに来た!」とテンションが上がりました。ただ、役柄が双子で片方は刑事です、と聞いたときは「そりゃ、大変だ」と思いましたね(笑)。でもこういう仕事をしている以上、素晴らしいチームと素晴らしい作品を作ることが何よりのやりがいだし、喜びでもあります。今回はさらに主演とのことだったので、大変なことも相当あると思いつつ、そういうことも含めて楽しんで演じたいと覚悟を持ちました。
この話をいただいたとき、たまたま双子を題材にした伊坂幸太郎さんの小説を読んでいたんです。双子ってどういう感じだろう?と考えていたので、役柄は驚きでした。
いざ撮影が始まっていかがですか。
一人二役で双子というのは、やっぱり難しいです。スケジュールが圭吾、圭吾、勇吾、圭吾となっていると心がザワつくときもありますけど(笑)、それぞれの心情を理解して、落ち着いて演じるようにしています。
1日のうちに二役を交互に演じるのは大変でしょうね。
そうとも言い切れないんです。“圭吾デー”が続いていたとして、急に勇吾を演じると戸惑ってしまうことがあるし、逆にずっと勇吾を演じていると気持ちがアウトローになっていて、そこで圭吾と恋人・里美のやりとりをピンポイントで演じなくてはいけなくなると、優しい気持ちを作るのに時間がかかることもあります。圭吾と勇吾を交互に演じることが気持ちの切り替えに役立ってくれています。
「撮影しながら興奮!さらなる裏切りが待っている」
双子を演じていて、苦労した点は?
圭吾と勇吾は一卵性の双子なので、“ほぼ一緒”です。どこまでの“ほぼ”なのか、撮影に入る前、監督さんやプロデューサーの方々と話し合いました。もともと区別をつけやすくするため、どちらかを左利き、どちらかを右利きにしようとか、どちらかは目の下のクマを強調しようとか、片方だけヒゲを生やそうとかいう話も出ました。でも一人だけしかヒゲが生えてなかったら、ヒゲを付けたり取ったり、それだけで時間がかかってしまいます。この作品において必要なのはそういうことではない気がして。気持ちの面をしっかり作って、それぞれを演じることになりました。
撮影が進み、作品そのものに対する印象や捉え方に変化はありましたか?
もともと台本を読んだとき、複雑に張り巡らされた伏線が回収されるところや、登場人物の“裏の顔”が明らかになる瞬間にハッとしていました。どの展開も「ここでこう来るか!」というグッドタイミングで、視聴者の方も「多分、こうじゃないか」といろいろ推理しながらご覧になると思うんです。それが当たったとしても、そこからさらなる裏切りが待っているはずです。そんな練りに練られた台本を映像にしたとき、さらに面白くしなくては、というプレッシャーはあります。でも、実際に共演者の皆さんと対面してお芝居をしていると、どんどんシーンが膨らみ台本を読むだけでは理解しきれなかった部分が見えてくるので、現場でよく興奮しています(笑)。
「圭吾と勇吾の対面シーンをお楽しみに」
双子という設定だけに、「こんなところを楽しんでほしい」という部分はありますか?
きっとどこかでふたりが対面するんじゃないですか(笑)。勇吾が圭吾に扮して悪さをする、なんて場面も出てくるかもしれません。里美をめぐっての激しい対立もあるかも…。
素の藤ヶ谷さんは圭吾と勇吾のどちらに近いですか?
弟の圭吾に比べ、兄の勇吾のほうが精神年齢が低い感じで演じているので、いいか悪いかわかりませんけど、きっと勇吾だと思います。勇吾は思ったことは何でも言うし、やりたいことも我慢しないし、したいことがあればすぐ行動に移しますし。自分の行動を振り返ると、ほぼ勇吾ですね(笑)。
ところで藤ヶ谷さんはKis-My-Ft2のメンバーとしてアーテーティスト活動をしていますし、バラエティ番組でも活躍しています。俳優業はどういう気持ちで取り組んでいますか?
とにかくもっと演技の経験を積みたいです。この現場でありがたいのは、高橋克典さんや石黒賢さんなどキャリアのある方の胸を借りてお芝居ができることです。これまでいろいろな現場で様々な経験をされているので、「こういうときはどう対応したんですか?」と伺うと、ためになるアドバイスを下さるんです。今回は双子を演じていますが、もし藤ヶ谷さんが双子だったら?
きっと仲はいいんじゃないかな…。両方とも芸能活動をしていたら、バラエティ班と俳優班にしっかり分かれて活動したいです。ふたりで同じことをやっていたら、自分たちだけでなく見ている人もこんがらがっちゃうでしょうから。ライブはそのとき出たいほうが出演するか、前半と後半に分かれて出るか、臨機応変にできたら(笑)。
ふたりとも別の仕事をしていたら、恋人にもう一人を合わせ、どちらが自分の彼氏なのか分かるか確かめたいですね(笑)。
「いまの仕事をしていなかったら、幼稚園の先生になりたかった」
圭吾と勇吾は顔こそ同じですが、性格は正反対です。藤ヶ谷さんにも驚くような一面ってありますか?
もしいまの仕事をしていなかったら、幼稚園の先生になりたかったです。資格だけでも取りたかったんですけど、10代の頃から芸能活動をしていたので、物理的に難しくて諦めました。今回、公園でロケをしていたとき、幼稚園の子どもたちや小学生の子たちが遊びに来ると、それだけで癒されてましたね(笑)。ヘラヘラしている僕を見て、スタッフさんたちも「子ども好きなんだ!」と驚いていました。
意外性があり、藤ヶ谷さんに親近感がわく方も多くいると思います。
デビュー当時からキスマイのライブでは会場のテンションが上がるようみんなを煽っていたし、攻めの姿勢で臨んできたので、子どもが好きなんていうとイメージが崩れるかも、なんて以前は勝手に思い込んでいたんです。でもいろんな活動をさせてもらう中で、もっと素の自分をさらけ出していいのかな、と思うようになりました。
俳優としても今回は一人二役も初、本格的な心理サスペンスも初、刑事役も初と“初めてづくし”なんです。真摯な気持ちを忘れることなく、果敢にいろいろな役柄に挑戦してステップアップしていけたら、と思っています。ドラマ、映画、舞台にかかせない名脇役の一人、温水洋一さんが、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔さん主演、フジテレビ系連続ドラマ「東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ ミラー・ツインズ Season 1」で、藤ヶ谷さん演じる主人公・葛城圭吾の家の顧問弁護士を熱演!意外にも、温水さんにとって初の弁護士役とのことです。
物語は20年前に起きた誘拐事件から始まる。双子の兄・葛城勇吾(藤ヶ谷太輔/二役)が何者かに誘拐されてしまった弟・圭吾。生死すらわからない兄を見つけ出すために刑事になったが、そんな中、一件の殺人未遂事件が発生。現場の遺留品から圭吾と同じDNAが発見され、圭吾は犯人として疑いをかけられることに。毎話どんでん返しが連続する究極の心理サスペンスです。
温水さんは、葛城家の財産管理をする顧問弁護士・尾見門丞役で、藤ヶ谷さん演じる圭吾を影ながらサポートする重要な役どころ。撮影前に行われた衣装合わせで、監督と尾見門の性格などを綿密に確認した温水さん。そんな中、ふと「弁護士役は初めてかも」とポツリ。「え、本当ですか?」と驚くスタッフたちに「あっち側(犯人側)はよくあるんですけどね(笑)」とはにかみながら呟き、現場は笑いに包まれました。
「弁護士役は初めてなので楽しみ 藤ヶ谷くんは大変だろうな(笑)」
台本を読んでの感想をお聞かせください。
話がとてもシリアスで登場人物も多く、season1とseason2を合わせると話数も多いので大作ですよね。台本を読んで、こんな複雑な物語の中で一人二役を演じるなんて、藤ヶ谷くんはさぞ大変だろうな、と自分が演じるわけでもないのに、心配してしまいました(笑)。
僕は今回、弁護士を演じますが、弁護士役は初めてなので、そういう面では楽しみでした。
尾見門をどのように演じていますか?
セリフの中でも自分のことを『尾見門は!』と苗字で呼んでいて、すごく真面目な男ですね。コミカルに演じてはいませんが、尾見門の勢いのある言動が重厚な物語の息抜きになってくれれば、とは思っています。最初に監督さんと尾見門もただの善人でなく演じてほしい、とのリクエストがあったんです。サスペンスタッチの物語を盛り上げるためでもあるし、本当に裏があるのかどうかはドラマをご覧になって確認していただきたいです。ずっと圭吾さんの家の顧問弁護士をしてきたわけですから、この家の内情に精通していてもおかしくはないですよね。果たして…(笑)。
「正反対の人格もつ双子を藤ヶ谷くんがどう演じるのか興味があります」
藤ヶ谷さんとの共演の感想をお聞かせください。
実は撮影中盤になってやっと同じシーンを撮ったんです。それまで現場でニアミスが多くて、『早く同じ場面を撮りたいね』と話していました。尾見門は圭吾さんとしか接していません。生真面目な弟と正反対の兄の人格を藤ヶ谷くんがどう演じるのか、僕も興味があります。圭吾さんのときの藤ヶ谷くんは善人にしか見えず、勇吾さんのときはガラッと変えるでしょうから、藤ヶ谷くんの俳優としての魅力を感じられるでしょうね。
ところで圭吾と勇吾は顔こそ同じですが、性格は正反対です。温和な印象の温水さんにも驚くような一面ってありますか?
いや、まあ大体いつもこんな感じですね(笑)。でも、僕だって怒るときは怒りますよ。車の運転中、乱暴な運転している人に割り込まれたら、『んもう! なんだよ‼︎』って舌打ちしますから(笑)。
改めてこの作品の見どころをお聞かせください。
土曜日の夜11時台の放送ですから、『寝ようかな』と心の片隅で思ったとしても、気がついたらのめり込んでいるはずです。それだけの価値はある物語です。前半から後半に無向けての展開は“怒涛”という言葉がピッタリ。土曜の夜、みなさんを眠らせません!。
最近では俳優業だけでなく、バラエティ番組などでもマルチな才能を見せている唯一無二の存在・温水洋一。制作サイドは、「重厚なサスペンスで重くなりがちな空気を、温水さんが出演するシーンだけは、滲み出る人柄の良さでほっこりして頂きたい」と話しており、温水さんの演技が“究極の心理サスペンス”にどんな色合いを足していくのか、期待が高まります。そして今夜放送の第2話では、時を越えいよいよ圭吾と勇吾の運命が重なり始めます。
温水さんの言葉通り、眠らせない展開から目が離せません。東海テレビ×WOWOW共同製作ドラマの新たなチャレンジとして、「月刊!スピリッツ」(小学館)にて先行コミカライズの連載を開始!
現在発売中の2019年1月号にて第一話掲載中。12月27日(木)発売の2月号にて、コミカライズの第二話が掲載される!
コミカライズを担当するのは、新進女性漫画家の寺山マル氏。
脚本については、気鋭の脚本家・高橋悠也氏が手掛ける。Comment
脚本家・高橋悠也
ミラー・ツインズは双子の物語です。しかし双子というコンセプトにとどまらず、各登場人物の内面にある『鏡に映るもう一人の彼ら』を探求する物語でもあります。様々な登場人物に二面性があるので、その分だけ登場人物が二倍に増えているような感覚に陥りました。それが苦労でもあり刺激でもあったように思います。
刻一刻と変わっていく状況の中で、時に正反対の顔を見せる者たちの物語を楽しんで頂けたら幸いです。
また放送に先駆けて『月刊!スピリッツ』でコミカライズ版が連載されています。作り上げた一つの物語をドラマとコミカライズそれぞれの作法に合わせて進行していくというのは新鮮かつ貴重な試みでした。ある意味、両作品は一つの物語を鏡に映した『ミラー・ツインズ』というわけです。似ているようだけどよく見ると違う、そんな双子を産んだ気分です。ぜひドラマとコミカライズ両方合わせてお楽しみ下さい。【高橋悠也】
「劇団UNIBIRD」を主宰し、アニメやテレビドラマなどの脚本も手掛ける。17年には『仮面ライダーエグゼイド』でメインライターを務め、その展開の妙に子供や特撮ファンのみならず、多くの一般視聴者から反響を得た。最新作は、映画「曇天に笑う」。オトナの土ドラ第一弾「火の粉」でも脚本を担当。展開豊かなミステリー作品を得意とする。コミカライズ・寺山マル
昔から条件反射で返事をしてしまう癖があり、そのお蔭でうまくいくこともあれば、失敗してあとで後悔することもあり…。大抵うまくいったことは忘れるのに、失敗したことはなかなか忘れられません。今回、担当編集者から「こういう企画があるのですが」とテンション高めに持ち掛けられて、私もテンション高めに「やります!」と返事をしたのですが、電話を切ってから、あまりにも大きなお話で、自分の力じゃ到底及ばないんじゃないかと戦慄したのを覚えています。
「高橋さんの原作があるとはいえ、サスペンスって私に描けるのかしら。映画やドラマを見ても、だいたい犯人外すんだけどな…」と自問自答しつつ、そもそもこの企画自体が本当にあるのかと、脚本を読ませて頂くまで、あまり実感が湧かずにおりました。しかし、いざ脚本を読んでみると、私の不安とは無関係に主人公の圭吾や、彼を取り巻く人たちに魅力を感じ、物語の展開に引き込まれていきました。読み終わる頃には圭吾も勇吾も里美も、あの人もこの人も描いてみたい!という気持ちでいっぱいになりました。作画に入ってからは、原作からどんどんイメージを膨らませて、読んでいる途中に思い描いたシーンを絵にしてみたりと…勝手気ままに贅沢に、『ミラー・ツインズ』の世界を描かせて頂いております。
最後に、一足先にコミカライズ版を読んで下さる方々へ。「あの時、こうしていれば」と悔やみ続ける圭吾が、もう戻れない過去とどう向き合って、どんな選択をして、今を歩いていくのか…近づいてみたり、遠くから見たりして、『ミラー・ツインズ』の世界を楽しんで下さると幸いです。【寺山マル】
2015年デビューの新進女性漫画家。
女性ならではの繊細なタッチで圭吾と勇吾、二人の双子サスペンスの世界を上品に彩る。